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市民が主役となって作り上げる夏まつり、「第3回ふるさと門真まつり」(同実行委員会主催)が8月3日、門真市役所隣の旧第六中学校運動広場など計3つの会場で開かれ、令和最初のまつりとなった今年は新たに市立文化会館が会場に追加され、協力大学によるサイエンスショーやプロジェクションマッピングが催された。
市立総合体育館会場では、お馴染(なじみ)みの市民ライブステージなどが行われ、29もの出演者がパフォーマンスを披露。運動広場会場では、今年初めてカラオケ大会や子ども盆踊りが実施されるなど、過去2回よりさらにグレードアップしたコンテンツ力で、子供から大人まで熱気の渦に巻き込んだ。
まつりの総合司会には「おはよう朝日です!」の名物リポーターとして活躍し、市の子育て支援親善大使を務める川崎美千江さんが登場。さらにスペシャルゲストとして、同市出身のラジオDJ「レモンさん」こと山本シュウさんも登場し、まつり中盤にはやぐらステージで川崎さんとの軽快なトークを披露するなど盛り上げた。
同実行委員会によると、当日来場者数はおよそ5万人にのぼり、昨年よりも多い来場者数だったにもかかわらず、救急車出動はなく、大きなトラブルもなく終了できた。安全面においてもよい結果を残したまつりとなった。
やぐらステージでこども盆踊りの実演をする女性たち
盆踊りのクライマックス「門真音頭」で華麗に舞う踊り子たち
科学技術の魅力を地域の子どもたちに体験を通じて知ってもらおうと、大阪電気通信大学が開催している「テクノフェア」が8月21日、イオンモール四條畷(四條畷市砂4丁目)で開かれ、子どもたちは同大の学生たちの説明のもと、自分だけの作品を手掛けるなど終始プログラムに熱中し、有意義なひとときを体験した。
科学体験で子どもたちに説明をする電通大の学生たち(右)
例年は同大寝屋川キャンパス(寝屋川市初町)で開催されるが、今年は大規模なリニューアル工事を実施しているため、7月に地域包括連携協定を締結したばかりの同モールで初のコラボイベントとして開催。
テクノフェアは、プログラミングや缶バッチづくり、ロボットストラップづくりなど全8種の体験プログラムが用意され、会場規模の都合上、いずれも完全予約制となったが、ほぼ定員に達する人気ぶり。
参加した同大総合情報学部4年、中村奈津美さんは、「会場が変わり、これまでのように希望に応えられない部分もあったが、思い出に残り、また来年も来てもらえたらうれしい」と語った。
同大学の大石利光理事長兼学長は、「大学が持つノウハウを地域社会に還元したいと思って始めたフェス。毎年お子様や親御さんにも喜んでいただけていて、学生たちにとっても知識を深められるいい機会になっている。引き続き続けたい」と目を細めた。
夏の風物詩となったイオンモール四條畷(四條畷市砂4丁目)の飲食福袋企画セール「お盆玉」が山の日の8月11日に行われた。この「お盆玉」は、同モールの専門店がお盆期間中の帰省などの手土産に最適な飲食福袋を数量限定で販売する企画で、4回目を迎えた今年も専門店8店舗が参加した。
お盆玉では、同モール内の特設会場周辺には開店前から大勢の人が列をなし、開店直後から瞬く間に人であふれかえり、にぎわいを見せていた。毎年参加し、被り物をするなど気合十分でお盆玉を盛り上げたサーティワンアイスクリーム店長の檜良子さんは、「被り物は暑いけど、今年も楽しい! 年々スタートダッシュが激しくなっていると感じるほど、盛り上がりも生まれている」と充実した様子。また初めて参加した同店スタッフの谷垣南帆(なほ)さんは、「あまりに人が多くてびっくりした。檜店長の勢いも含めて(笑)そこも楽しめてよかった」と好感触で話した。
お目当ての商品をめがけ、大勢の人で活気があふれる特設会場
障がい福祉サービスを展開するオールケア守口は8月21日、救急活動を広く一般の人にも知ってもらおうと、地域住民を招いて救急救命講習を実施した。同社では年に1回、社員を対象に同講習を行っていたが、「地域の一員として、私たちにできることで地域に恩返しをしたい」(吉田広美社長)との思いで、今回初めて地域の人にも参加を呼びかけた。
講習では、「救急インストラクター」の資格を持つ同社のスタッフらが講師となり、胸部圧迫や人工呼吸からなる心肺蘇生の手順やAEDの使い方などを実践で学んだ。大阪府内では救急車を呼んでから到着するまで平均8・6分かかっている。その間、心肺蘇生を実施しなかった場合の1カ月後の社会復帰率は4・3%だが、そばに居合わせた一般市民が心肺蘇生を実施した場合には10・8%となり、2倍以上の効果があると言われている。
講習に参加した今西利次さんは「町会長から聞いて来た。6年前にも地域の公民館で受講したが、久しぶりで難しかった。見ているのと実際にやってみるのは全く違う。またこのような機会があれば参加したい」と話していた。
講師を務めた同社の西久保恵さんは「施設は地域に開かれた存在にならないといけない。これからも地域に貢献できるよう、継続して実施していきたい」と決意を新たにしていた。
救命講習を受講する参加者
2019.8.31号 もりかどNEWS
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2019.6.1号 もりかどNEWS
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2019.3.23号 もりかどNEWS
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