～認知症の方にやさしい街へ！～を目的とした認知症啓発イベント「守口らんらん♪2018」が10月7日（日）に行われました！
初開催だった昨年は悪天候でしたが、今年はそんな不安を払しょくするほどの秋晴れに包まれ、昨年を大きく上回るおよそ300人もの人々が参加しました。

今年で2回目となった守口らんらん♪は、認知症の方やその家族、高齢者、支援者、市民、誰もが認知症支援の象徴であるオレンジ色の「守口らんらん♪Tシャツ」を着用し、守口市内の福祉事業所や公共施設などを巡りながらゴール地である松下介護老人保健施設はーとぴあ（守口市外島町）を目指すもの。ゴールを目指すと同時に参加者や市民に向けて、認知症への関心を高め、誰もが理解し合えることを目的としたイベントです。

コースは3つにわかれ、デイサービス結を出発しヒューマンライフケア檜の湯 藍郷・イオンモール大日・老健長生苑・愛泉会病院と回ってはーとぴあに至る「北コース」
温泉屋デイサービスを出発し、大枝公園・橋本クリニック・守口市役所を経てはーとぴあに向かう「南コース」
そしてはーとぴあを出発して、サービス付き高齢者向け住宅れんげハイツ守口・あんしんケアねっと八雲ゆ楽・楽楽デイサービス・グループホームこころと回ってゴールのはーとぴあへと戻る「近隣コース」
それぞれのコースからゴール地点に戻ってくると、同施設に集まった参加者・スタッフたちは大歓声で迎え、最後の走者がゴールする頃にはオレンジ色に染まった歓喜のトンネルとなり、感動的な高揚感に包まれていました。

2回目となった守口らんらん♪は大盛況なうちに終了！
終了後、主催した守口らんらん♪2018 運営委員会の松村薫委員長は次のようなコメントを残しました。
「前回は雨模様で一般の高齢者が少なかったが、今年は本当にいい天気でたくさんの利用者の参加があった中、全員が無事にゴールできて良かったです。
今年は色んな意味で認知度も高まり、協力していただける方も一歩二歩前のめりで協力してくださってました。
また自分たちの子どもを連れて来てくれた方もいましたし、他の事業所さんから来てもらっているスタッフたちもだいぶ増えてきていることが大きいです」

そして松村委員長は、イベントの目的である認知症啓発について、「やっぱり（認知症について）身近なこととして考えていただけるとありがたいです。『どないしはったん？』と声をかけられる街になっていくといいなというのが一番の願い。みんなが無関心だとそういう視野に入っても気づかないが、ちょっとした気持ちがあるだけで何かが変わってくるのかなと思います」と話しました。

そして早くも来年に向けての決意も込めて松村委員長はこう述べました！
「来年は今年以上を目指して頑張っていきたいです。
皆さんが一つずつ、一歩ずつ前に出て来ていただいたことがすごくうれしかった、それが続くように実行委員会としても頑張っていきたいです」