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守口・門真のアーティスト

ソロアーティスト なかたかおりさん

シンガーソングライター・司会・作家・イラストレーターなど多岐にわたり活躍中!

2015/12/16

―地元のイベントに出演して―

「久しぶりに門真へ戻ってきたらえらいことになっていた!」

◯門真もんのロビーコンサート、いかがでしたか?
【なかたさん】自分の地元でこれだけの盛り上がりがあるというのは意外でした。
去年(2014年)久しぶりに門真へと戻ってきたんですけれども、門真を出る前まではそんなに盛り上がってなかったのに、戻ってきたら
門真がえらいことになっていて驚きました!私が知っている門真じゃないという感じで(笑)
色んな人が頑張って門真を盛り上げようとしていると聞いていた中で、今回のような形で、地元に関われたのはすごく嬉しかったですね。

◯門真でのコンサートはこれまで何度か行われているんでしょうか?
【なかたさん】
ソロとしては、ルミエールホールだけですね。
バンド時代では、2012年のラブリーフェスタと門真P.A.Dが同時開催された時のオープニングとしてレセプションホールでライブさせていただいただけで、それ以外は大東・四條畷など門真のまわりで活動していました。

―1stアルバム”feign”― 

「“自分に聴かせる音楽”というコンセプトで作りました」

◯10月にリリースされた1stアルバム“feign”について、どのような思いを込められましたか?
【なかたさん】feignは「装う」という意味。「自分を装う」という意味で捉えています。
私の曲は“自分に聴かせる音楽”というコンセプトで作りました。

「一番自分が装っている相手は誰か?」と考えた時に、多くは対○○さんなど目に見える相手のように思えますが、実は、一番装っているのは自分の核心・潜在意識。本当の自分に対して装った自分を相手に見せている。
それを敢えてタイトルに持ってくることで、そういう自分というのを意識する。意識しないとわからない。何が本当の自分なのかということすらわからない。「装うというところからまず意識して、どんどん自分に還っていこう」という願いを込めています。


◯いつごろからそう意識していたのですか?
【なかたさん】
アルバムタイトル曲の「feign」を最初に作ったのは20歳の頃。その頃は、「誰かに嫌われたくない」など対外的な装いを感じていました。
それから7~8年くらい経って、自分を装っているという表面的な装いに意識が変わり、つい最近までその想いを抱いていました。
でも、レコーディングをしながら、「いや装っているのは自分に対してだ!」という意識にふと辿り着いたんです。この曲にはそういう意味があるんだなと、どんどん変わっていった曲でした。聴けば聴くほど感じ方が全然違っていて、作った自分ですら聴いても毎回違って聴こえます。


◯10年間ほど温めてきて、ようやく完成形になってきた感じですね。
【なかたさん】もう完成したんですけどね(笑)
レコーディングに参加いただいたサポートミュージシャンの方たちが、自分の忘れていた表現を呼び起こして下さったんです。
最初に作ってから月日が経っていたので、その時のイメージを忘れかけていました。
「こういうアレンジをしてみてはどうか?」という提案一つにしても、「私は最初に作った時にこういう風にして作りたかった!」と感じることができたり、本当、人によって呼び覚ませてもらえた曲です。

ソロアルバム発売記念ライブ「feign~本当の私に~」

「これからも応援するわ!って言っていただけて、本当に『感謝』しかないです」

◯レコ発ライブが10月12日(月・祝)に行われましたが、どうでしたか?
【なかたさん】よく日付まで覚えて下さっていましたね!(笑)
大阪の「
ROYAL HORSE」という40年の老舗ジャズレストランでライブをさせていただきました。
それも不思議なご縁でご紹介いただいて繋いでいただいたんです。
キャパが130人の会場でした。しかし最初は集客のことを全く考えず、「今からやります!」という人がそんなに集められるわけがないと思っていました。
でも「やります」って言いましたので「集めなしゃーない!」と思って一生懸命宣伝して、応援してくださる人もさらに宣伝してくださって、おかげさまで満員になりました。

◯ライブの反響はいかがでしたか?
【なかたさん】
私の曲を聴いてくださる人は10~20代は少なく、自分の同じ年代から上の方が多いんです。
いつも私がMCでだーっと喋って楽しませるようなイメージを持っていらっしゃる方が多いんです。
でも、音楽は全く違
う静かな曲が多く、言葉で訴えかけるものが多かったりとか、その意外性に驚かれたりとか。
あとはギャップ。それでグッと入ってきたと言ってくださる方もいらしたり、凄く喜んでいただけました!「これからも応援するわ!」って言っていただけて、本当に『感謝』しかないですね。

―「ソロアーティスト なかたかおり」として大切にしていること―

「目の前の人に笑っていただくこと」

◯曲とMCのギャップというのは意識されているのでしょうか?
【なかたさん】特に意識はしていないですね。敢えて言うなら、曲はどうしても笑える要素は一つもない。歌に対しては皆さんすごく真剣に感じていただいている中で、せめて「歌っていないときは笑っていてもらいたいな」と思っています。
私が一番大事にしていることは、「目の前の人に笑っていただくこと」なんです。
そのためのツールが、音楽・司会・編みぐるみ・絵を描くことなどです。
歌っていないときにはそれらのツールを使って、目の前にいる方に笑ってもらいたい。笑うことに特化せずとも、一瞬でも「わぁ~良かった~」と小さい幸せを感じて帰ってもらえればという想いが強くあります。

◯その想いは1stアルバムにも込められていますか?
【なかたさん】込めています!
自分が幸せにならないと、人を幸せになんてできないんですよ。泳ぎ方がわからないのに泳ぎを教えるようなものですから。
私はたくさんの方々のお力をいただいて、今とても幸せを感じています。みんなで幸せになれたら平和じゃないですか。そういう風になっていけたらなと思います。
皆さんの幸せの片隅に私がいたらすごいなと思っています!

◯「目の前の人に楽しんでいただきたい」「曲は自分に聴かせる音楽」として考えられているのですね。
【なかたさん】聴くというより感じていただきたいです。
意味とか分からなくとも雰囲気を感じていただきたいです。それだけできっと伝わるだろうと信じています。
「何かわからんけど心地がいい!」「よっしゃ!」と思ってもらえるような。
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