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もりかどNEWS

2019.3.23号 もりかどNEWS

守口門真エリアのニュースを新聞記者がしっかり取材。

旧第一中学校跡地利用
最適な公民連携事業の手法を検討

 

“門真市の顔”となる「賑わい交流ゾーン」へ

 旧第一中学校跡地(京阪電鉄「古川橋駅」北側)を有効活用しながら“門真市の顔”となる「賑わい交流ゾーン」(8600平方メートル)としてのまちづくりを進めている門真市は、「門真市旧第一中学校跡地整備活用方法検討調査業務委託」の公募型プロポーザルを行い、このほど委託事業者を選定した。今後は同事業者が門真市の施策や財政状況を踏まえ、事業構造分析と運営計画の精査、民間事業者の参画可能性調査(サウンディング型市場調査)を行い、最適な公民連携事業の手法を検討し、その課題を調査し整理することになる。

旧第一中学校跡地

民間活力の活用で一体的整備

 同市は土地区画整理事業で道路・公園などの再配置や、 旧第一中学校跡地の市有地を生涯学習複合施設及び交流広場、高層共同住宅・商業・サービスなどのゾーン(民間事業者活用地) として換地し、これらを民間活力の活用により 一体的整備することを検討している。
 2017年11月開催の共同整備事業組合総会資料(同年11月作成)によると、門真市は「地域とともにコミュニティを育む文化・学習の交流拠点」のもと(仮称)市立生涯学習複合施設を建設し、交流広場との一体性、連続性の確保を重視していた。 

 ところが、宮本一孝市長は市議会開会中の昨年3月19日に第1回市総合教育会議を開催し、生涯学習複合施設の「見直し」の考えを表明し、同年6月までにまとめることを求めた。その理由について宮本市長は(1)本地区が利便性や人の呼び込みの観点から大きなポテンシャルを秘めている(2)厳しい財政状況の観点から建設費やランニングコストの視点を踏まえて(3)公民館や市民プラザ、ルミエールの活用が検討できる―の3点を示し、「急激な人口減少やそれに伴うニーズの変化」を理由に挙げた。
 そして18年5月に作成された「見直し」案は、交流広場のスペースが4割縮小され、北側から手前(南側)に移動した。さらに、「高層共同住宅・産業・サービスなどのゾーン」が生涯学習複合施設が移動したスペース分拡大され、そのゾーンは原則、売却方針が明らかになった。この見直し案については昨年6月22日に開かれた教育委員会定例会でも「回答率の低い企業調査で妥当か」「市民中心でなく企業中心か」と問題点を指摘する意見が噴出した。また、生涯学習複合施設については「他施設との比較だけでなく、教育施設としてのあり方について検討してもらいたい」との意見がでた。
 福田英彦門真市議は「市民の意見を聞かず、土地売却ありきは大問題。そして『見直し』が必要ならば、権利者や市民、学識経験者などで構成する議論の場を設けるべき」と話している。

ルミエールホール改修

2020年リニューアル

 門真市民文化会館・ルミエールホール(門真市末広町)は2020年4月のリニューアルに向け、今年4月から1年間の休館に入り、改修工事が始まる。工事によってより使いやすく、親しみやすく生まれ変わるルミエールホールに期待が高まる。
 リニューアル後は“人にやさしいホール”として、バリアフリー化や手洗いの洋式化、スロープ、エレベーターの設置などが進められる。大・小・エントランスのホール各所では天井の耐震工事も併せて実施される。また客席もネービーブルーのシートへと取り換えられ、落ち着いた雰囲気が演出される。
 2020年度の同ホールの利用抽選会については、今年4月からは門真市立市民交流会館・中塚荘での受け付けとなる。

リニューアル後の大ホールのイメージ図(提供:門真市)

もりかど桜だより2019

守口門真は桜の名所がいっぱい!

 桜前線が間もなく関西にもやってくるー。守口・門真両市内においても桜の名所が多数あり、地元住民のみならず、遠方からもはるばるやってくる人も多い。
 中でも代表的な存在が、南北およそ500メートルにわたる水路の両岸に約200本ものソメイヨシノが咲き誇る「砂子水路の桜」(門真市三ツ島)だ。「大阪みどりの100選」にも選ばれた砂子水路。期間限定で運行される田舟から見上げる桜並木は、水面に浮かぶ桜の花びらを間近に鑑賞できるところも魅力的。
 また守口・門真に跨るパナソニック本社西側にある「さくら広場」(門真市大字門真)では200本ものソメイヨシノが園内に敷き詰められており、夜になればライトアップされた夜桜も楽しめることができる。そばを走る京阪電車からの眺めも良好で、車内の人々を惹きつける。こちらは3月29日から4月7日まで期間限定で開園される予定で桜にまつわるイベントも多く開催を予定している。
 下島公園(守口市八雲北町)で4月6日に行われる予定の「もりぐち桜まつり」では、民謡、だんじりなどのステージイベント、フリーマーケット、模擬店などが開かれ、盛大なお花見が楽しめそうだ。
 大阪では3月26日ごろに開花が、4月4日ごろに満開を迎えると予想されている。この機会にぜひ地元の桜スポットを探訪してみては?

砂子水路の桜

ライトアップされたさくら広場


 

神田松之丞が守口に降臨

若手人気No1!

 カルチャー講座を企画・運営する「NHK文化センター守口教室」は5月8日午後2時から同4時、今、最も注目を浴びている講談師、神田松之丞さんの公演をエナジーホール(守口市河原町8)で開催する。当日の演目は来場者の雰囲気を見て決めるそうだが、講談のおもしろさが分かるのは間違いない。
 料金は一般4300円、センター会員3800円で全席指定席。今後ますますチケットが取りづらく高騰しそうなほど人気は急上昇中。この料金での公演は最後のチャンスかもしれない。
 NHK文化センター守口教室/守口市河原町8─3 京阪百貨店守口店8階、電話06(6991)1112



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