「門真だけじゃなく全国からこんなにも熱い想いが届き、作業スタッフにも素晴らしい作品が完成し、心から感謝しています」と話すのは、同ホール副館長の実島直美さん。
4月のリニューアルと同時に副館長に抜擢された実島さんは、それまで門真市内において様々な仕掛けに取り組み、様々な人脈を形成してきました。開館が2カ月も遅れ、楽しみにしていた市民との交流がなかなかできずにいましたが、「90歳のおばあちゃんが作った折り鶴でなんとか形にできないか」と相談いただいた実島さんは共催者たちと折り鶴プロジェクトに奮闘。それまで築いできた人脈が形となり、市民をはじめ幅広い分野の人たちが賛同。15万を超える折り鶴が集まりました。
実島さんは、「自粛生活の中、“今できること”として、折り鶴を作り、温かいメッセージと共に想いをひとつにすることができ本当に良かった」と語り、「ひとつになった」時間をにじませました。
「集まった15万羽ものの折り鶴たちが、次は門真から全国に羽ばたいてほしい」　そう実島さんが話す折り鶴アートは、7月8日（水）まで展示される予定です！