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守口・門真のアーティスト

ソロアーティスト なかたかおりさん

シンガーソングライター・司会・作家・イラストレーターなど多岐にわたり活躍中!

2015/12/16

―「ソロアーティスト なかたかおり」にとって『創造』とは―

「創造はお皿の上に想いをのせること。それを皆さんに美味しく召し上がっていただく」

◯なかたさんにとって『創造』とはどういうことでしょうか?
【なかたさん】絵を描くのも、自分の中で生まれたものを絵に写し描きすること。
歌も自分の中に生まれたものを音符にのせて、言葉にのせること。
司会もそのイベントの趣旨を理解して、イベントを主催されている方がどういうイベントにしたいかという思いを私のものにしたうえで、言葉にのせて発信すること。
それらは全部『想いをのせるお皿』なんですね。
形は違うだけで、お皿にのった想いというのが作品。それら全部含めて『創造』なんですね。
すべての創造はお皿の上に想いをのせること。
それを皆さんに美味しく召し上がっていただく。
和食・洋食・中華・フレンチのように、音楽・司会・イラスト・編みぐるみなど色々と楽しんでいただくようなものだと感じています。

今日のようなイベントがあれば、必ず出店者さん・出演者さん全員にごあいさつさせていただいています。自分が歌えばいいというわけでないしイベント全部が盛り上がらないと一つにならないと続いていかない。せっかくみんなが365日ある中のたった1日数時間を共にここで過ごすわけなので、何か一つの証を残せたらなという気持ちがあるので、なるべくあいさつさせてもらって自分の仲間を作るようにしています。今日も仲間をつくらせていただきました!(笑)
そういう風に広げていければなと思います。自分さえ良ければという風な考えで、私は動かないです。

◯今日のライブは私たちも含め、お皿にのせられて楽しませていただきました!
【なかたさん】ありがとうございます。
感じ方はそれぞれ違えど、ちょっとでも「お!」となっていただければ、私としては「よし!」です(笑)

―いま、感じていること―

「『おやすみ』という子守唄を、自分自身に聴かせるつもりで聴いていただきたい」

◯なかたさんの曲、ぜひ子どもにも聞かせたいですね。
【なかたさん】ぜひ聴かせてあげてほしいですね。
親を恨んでいないという前提でお話させていただきますけれども、親が結構厳しかったんです。「あれはしていけない」「これはしていけない」という風に育てられていました。
それが当たり前だと思って、そのレールで進んできたけれども、
この歳になって、脱線ばっかりしてきた過去にようやく気が付いたんです。その違和感がfeignの中にあったんです。
でも、親は拘束しようとしていたわけでなく、愛の塊で真っ当な人間として不自由なく育ってほしいと思って言っているわけで、それを受け入れて決定しているのは私であって、すべての責任は私にあるんです。
それを思うと親を恨むことは全くなく、一生懸命声をかけてどうにかしようとして来てくれたことに対しては感謝でしかない。
それがちょっとでもニュアンス的に「っん!?」とにおうぐらいで曲を通して感じてもらえたら嬉しいなと思います。そういう風に育ってきた子どもたちもすごく多いと思うので。

中学校などに中小企業の方が講師で出向いてお話される取り組みがあるらしくて、すごくいい取り組みですよね。
ところが「夢をもってはいけない」みたいな考えを持っている中学生がすごく多いと聞きました。
「何かわかる人」って言われても誰も挙手しない。自分はこう思っているのに、この人の言っていることに従わなければならない、絶対主張しない。それを聞いた時にびっくりしました。
そんな子にするための学校ではないはず。子どもたちの可能性を活かしてあげられる場でないといけないのに、今はそういう時代になってきしまっているのかな・・・と。
それは学校だけでなく、親もそうなっていくような教育を今まで受けてきているからなんだと思います。今からそれを変えていけたらなという思いです。
子どもはまだ知っているものは狭く、知り得ない。これからどんどん気づいていく。
だから私の曲が年上の方に響くのは、きっと同じ想いを持っている世代なのかなと思います。
私たち大人から変わらないと子どもは変えらないだろうと無意識に感じている方がたくさんいらっしゃるからだと思います。そういう方に是非とも聞いていただきたいなと思います。

◯親やお母さんたちにも伝えていく側として本当に共感するお話ですね。
【なかたさん】アルバムの中に「おやすみ」という
子守唄があるのですが、最初、親に対する感謝と自分が親になった時の願いを込めて作った曲なんですけれども、自分のために自分が子守唄を聞かせてもいいのではないかなと思うんです。
特に親になってしまったら、自分のことを差し置いて娘・息子のことが中心になってしまうと思う。そんなお母さんたちに、自分自身に聴かせるつもりで聴いていただきたいなと思っています。
―「ソロアーティスト なかたかおり」としてのこれから―

「私の曲でもって、本当の自分に還る。そういう方に寄り添っていきたい」

◯これから「ソロアーティスト なかたかおり」としてどういう活動をしていきたいですか?
【なかたさん】自分の核心・想い・一番芯としていることを主軸として、司会とか歌とかいろいろなツールを活かして、多くの人をより幸せにしたいです。
何よりも私自身が幸せになりたいと思っています。
私の曲でもって、本当の自分に還る。
そういう方に寄り添っていきたいと思っています。